オムニウッティは蓋を開けると臭い？レビューと効果のあったニオイ対策

出産準備品として必要なオムツ用ゴミ箱。

オムツ専用のゴミ箱はゴミ箱自体も高価で、購入後も専用カードリッジ代がかかるというデメリットがあるため、わたしはオムニウッティをオムツ用ゴミ箱として購入しました。

オムニウッティはオシャレなふた付きバケツの商品名。
オムツゴミ箱として使っても匂わないと評判の商品で、楽天やアマゾンで手軽に購入できます。

現在と低月齢の頃では、オムツ交換の回数やニオイも全く異なります。
この記事ではその辺りも踏まえてのレビューや、開けたときのニオイ対策で効果があったものを紹介しています。

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バケツに見えないおしゃれなバケツ｜オムニウッティの概要

バケツとはいえ、耐荷重が150kgもあるので大人だって座ることができます。
そのため一般的なバケツと違って寸胴に近い形をしており、安定感は抜群。
ものを入れてもグラつきは全くありません。

わたしが購入したのは10L（Lサイズ）です。
ティッシュと比較してこのようなサイズ感です。
10Lでも、リビングに置くようなゴミ箱としては大きめだと思います。

フタは本体の内側へ被せるタイプ。そのため密閉率が高いです。

オムニウッティレビュー｜おむつゴミ箱として1年半使用

我が子は現在1歳8ヶ月。
里帰りから自宅に戻ったときから使っているので、使用期間は1年半くらいです。

生後2ヶ月〜使っていることになります。

0歳の頃と現在で変わっていること

オムニウッティのサイズ選びは20Lが間違いないが10Lも使いやすい

1歳8ヶ月の現在使っているのは、オムニウッティ10L（Lサイズ）をひとつです。
現在は普段使いで入りきらないことはありませんが、低月齢の頃はひとつでは足りませんでした。

おむつゴミ箱をして購入される方は20Lサイズを選ぶことが多いようですが、個人的には10Lサイズも使い勝手がよくて気に入っています。
今のところ20Lに買い替えたいと思ったことはありません。

10Lサイズのオムニウッティはレジ袋をセットするのにちょうどいいサイズなので、おむつゴミ箱に合うサイズのゴミ袋を買う必要も収納場所も必要ないので楽ですし、これ以上大きいゴミ箱は邪魔になるというのが理由です。

10Lサイズでは足りない時期もある

年末年始はごみ収集の休みがあり、1週間ゴミを出せないことになるのでそのときだけはおむつが入りきらなくなります。

入りきらないおむつは消臭ゴミ袋に入れた上でレジ袋に捨てています。
レジ袋はオムニウッティの横に置きっぱなし。

短期間なので気にしていませんが、気になるかたは10Lは買わないほうがいいです。

ちなみにニオイはまったく気になりません。
後述しているのですが、消臭ゴミ袋はフタをしないほうがニオイが防げます。

低月齢期は10Lひとつでは足りない

現在は10Lサイズのオムニウッティに入りきらないのは年末年始くらいですが、低月齢期はおむつが小さいとはいえおむつ交換回数が多いため、10Lサイズではまったく足りませんでした。

10Lサイズのオムニウッティをリビングに、7.5Lサイズのフタ付きバケツを寝室に置いて使っていてちょうどよかったです。

低月齢の頃に併用して使っていたダイソーの7.5Lのフタ付きバケツ

オムツ交換回数が多かった低月齢の頃、オムニウッティ10Lと併用して使っていたのはこちらのバケツです。
オムニウッティほど密閉はされませんが、ニオイは十分に防いでくれました。
このときも防臭袋を併用です。

テープタイプのおむつはパンツタイプに比べてコンパクトに捨てられるので、オムニウッティ10Lと併用であれば十分なサイズでしたが、このバケツのみで使うなら2つでは小さいと思います。

ちなみにおむつゴミ箱として使っていたものは、ニオイが染み付いてしまったので引っ越すときに処分済みです。

オムニウッティは開けると臭い！開けたときのニオイを防ぐ方法

1年半ほど使っていて、フタをしていればニオイが気になったことはどの季節でもありません。
冬はもちろん、ジメジメした梅雨の時期や、むしむしする夏の時期も、においません。

現在はもう大人と同じようなうんち（＝とてもクサイ笑）をしますが、ニオイは漏れません。
鼻を近づけてもニオイが気にならないので、防臭効果は非常に高いです。

しかし、オムツを捨てるときやゴミ出しのときにフタを開けると、とーってもクサイです。

低月齢の頃のゆるいうんちでも、フタを開けるととてもイヤ〜なニオイがしました。
ニオイのタイプは変わっても、くさいのは変わりません。
特に湿気の多い時期は、フタを閉めてもしばらくは充満した悪臭が残ることもありました。

フタを開けたときの悪臭はBOSでは防げない

防臭袋で有名なBOSを使っても、フタを開けたときのニオイを防ぐことはできませんでした。

というのも、BOSをはじめとする防臭袋というのは、完全にニオイが漏れないわけではないので、オムニウッティのような密閉された容器に入れると、袋からわずかに漏れたニオイが充満して、かえってニオイが気になってしまうそうなんです。

BOSの公式Q&Aにもそのように回答があります。

もしかしたら、ニオイを防ぐにはフタを外したゴミ箱＋BOSが1番効果が高いのかもしれません。

BOSはとても防臭効果が高く、優れた商品であることは間違いありません。
外出時などにはおすすめです。
BOSに生ゴミ用やペット用など、たくさんの防臭袋が出ていますが、効果はどれも同じです。

フタを開けたときの悪臭は防臭剤を使っても防げない

オムツゴミ箱用、生ゴミ用の防臭剤も使いましたが、どれも防げませんでした。

また、オムニウッティはフタの裏もボコボコしているため、フタに貼る消臭剤は向きません。
ゴミ箱用の消臭剤って、フタに貼るタイプが多いんですよね。
気付かないうちに剥がれ落ちて、そのまま捨ててしまうというもったいないことを何度かやってしまいました。

オムニウッティに貼る消臭剤を使いたいときは、ご自身で強力な両面テープを用意した方が良さそうです。

重曹とクエン酸の消臭袋は短期間なら効果あり

お掃除などに使用する重曹にはうんちのニオイを抑える効果があり、クエン酸にはおしっこのニオイを抑える効果があります。

うんちは酸性なので、ニオイを中和するにはアルカリ性の重曹が有効です。
逆におしっこはアルカリ性なので、酸性であるクエン酸が有効になります。

このような袋に重曹とクエン酸を入れるだけで消臭袋を作ることができます。
出汁やお茶用のパックなども使えます。

この消臭袋は消臭効果を実感しましたが、長続きしませんでした。
2週間近くは効果があった気がしますが、そのあとは普通に臭います。

月に2〜3回くらい消臭袋の作り直しが必要です。
それが苦じゃないならおすすめ！

フタを開けたときのニオイに一番効果があったのは、コーヒー豆

わたしが試した中で、オムニウッティを開けたときの悪臭に1番効果を感じたのはコーヒー豆でした。

ドリップコーヒーを抽出した後に出るコーヒー豆の出がらしを、オムニウッティに捨てるだけです。

一杯分でも効果はありますが、コーヒー豆の量が多いほど効果があるようで、毎日のようにドリップコーヒーを飲んでいる我が家ではちょっと開けたくらいではニオイは気になりません。

ゴミ袋を取り替えるときなど、少し長めに開けているとやはりニオイは気になりますが、他の方法よりは1番効果を感じます。

コーヒーをよく飲む人にはとってもおすすめです。
でも続けるにはおむつゴミ箱をどこに置くかも重要ですよね。

お茶っ葉や紅茶の出がらしにも消臭効果があるようなので、コーヒーを飲まない人はそちらで試してみてください。

本来、コーヒー豆を消臭剤として使うには乾燥させないとカビが生えてしまったりするのですが、週に2回のペースでゴミ出しするなら乾かさなくて大丈夫です。

個人的なおすすめはUCCのドリップコーヒーです。
消臭効果としてのおすすめじゃなくて、安くて美味しいのでおすすめです（笑）

Amazonのタイムセールで箱買いするととてもお得です。

オムニウッティ本体へのニオイ移りは少ない

オムニウッティがおむつゴミ箱としておすすめされる理由のひとつでよく挙げられているのが、おむつゴミ箱としての役目を終えたあと、他の用途に使えるというのがあります。

と思っていたのですが、この記事を書くにあたっておむつをゴミに出したあと数分放置したオムニウッティの中を嗅いでみたところ、思ったほどニオイ移りはありませんでした。

ダイソーのフタ付きバケツはニオイ移りがひどく、とても他の用途に使おうとは思えなかったので驚きです。

その後、数時間放置しても多少のニオイは残って消えることはなかったのですが、漂白すればすぐに取れそうな程度です。

まとめ｜オムニウッティのニオイ対策にはコーヒーや重曹・クエン酸がおすすめ

などなど、オムニウッティはおむつゴミ箱として優秀です。

唯一の欠点である「フタを開けたときのニオイ」も、抽出後のコーヒーをオムニウッティに捨てることで解消することができました。

コーヒーをよく飲む人にとっては経済的で、捨てるだけなので手間もかかりません。

コーヒーを飲まない人には重曹とクエン酸で消臭袋を作ってオムニウッティに入れておくのがおすすめです。

おむつのニオイがストレスになっている人は、ぜひ試してみてくださいね♪